株式会社COGNANO(本社:京都府京都市、代表取締役社長:伊村 明浩、以下「COGNANO」)は、AIと構造生物学を融合した創薬技術の発展を目指す非営利コンソーシアム「OpenFold」に、新たなメンバーとして参画いたしました。
COGNANOでは、アルパカやサメといった動物を自社で飼育・管理し、そこから得られるVHH抗体の大規模かつ希少なデータセットを研究基盤として保有しています。このユニークなバイオリソースをもとに、統計解析技術と大規模言語モデル(LLM)を組み合わせることで、効率的かつ高精度に新たな抗原を同定する独自技術を構築しています。
今回のOpenFold参画により、当社の持つデータ資産とAI創薬の知見を、グローバルな共同研究体と連携させることで、構造予測技術や分子設計のさらなる進展に貢献してまいります。
COGNANOは今後も、生物学的多様性と先端AIの融合を通じて、新しい創薬のかたちを切り拓いていきます。
OpenFoldについて
OpenFoldは、構造生物学とAIの力で創薬プロセスの革新を目指す国際的な非営利コンソーシアムです。オープンソースのタンパク質構造予測モデルを中心に、産業・学術を問わず幅広い研究者が参加しています。
